この記事では、**社内での職種変更(ジョブチェンジ)**について詳しく解説します。
実際にゲーム会社で経験した事例をもとに、社内ジョブチェンジがなぜ「無双への道」となり得るのか、そのメリット・デメリットも踏まえて解説していきます。
転職とジョブチェンジのどちらを選ぶべきか?
社内ジョブチェンジとは何か?
なぜジョブチェンジが無双につながるのか?
ジョブチェンジが難しい職種とは?
社内ジョブチェンジとは?

社内ジョブチェンジとは、同じ会社内で現在の職種から、まったく異なる職種に異動することを指します。
例えば、プランナーからプログラマーへ、あるいはデザイナーからプランナーへのように、分野をまたいだキャリア変更です。
ジョブチェンジの注意点
- 給与が一時的に下がる可能性あり
- 職務経歴書に影響が出る
- 専門性を深めるには時間がかかる
しかし一方で、これまでの職種で得た知識やスキルを新たな職種に活かせるため、社内無双の人材になる可能性を秘めています。
ジョブローテーションは成長の近道
一部の会社では、短期間だけ他職種を体験する「ジョブローテーション制度」が導入されています。
ジョブローテーションのメリット
- 視野が広がる
- 他職種との連携がスムーズになる
- 問題発見能力が高まる
- 自分の適性が明確になる
たとえば、製造業で「開発職の前に工場勤務を経験させる」ケースでは、現場視点を持った製品設計ができるようになると言われています。
ゲーム業界でも、完全なローテーションではないものの、職種を越えて活躍する例は存在します。
実際にあったジョブチェンジ例(ゲーム業界編)

ゲーム会社内でのよくあるジョブチェンジには以下があります:
- プランナー → プログラマー
- プランナー → デザイナー
- プログラマー → プランナー
一方で、以下の組み合わせはレアケースです:
- デザイナー → プランナー
- プログラマー → デザイナー
理由はシンプルで、一定以上の専門スキルが求められるからです。
特にデザインやプログラミングは、実務以外に趣味や学習でコツコツスキルを積む必要があります。
ジョブチェンジが「社内無双」になれる理由

職種を変えたとしても、前のスキルは消えるわけではありません。
例:アニメーター → プランナー
実際、私はもともとCGアニメーターでしたが、転職を機にプランナーへ。
その結果:
- 2D/3Dツールが使えるプランナー
- 仮デザインを自分で作成できる
- デザイナーとの連携がスムーズ
こうした能力が評価され、一つの職種しか経験していない人から見ると“無双”状態に。
どんなジョブチェンジがおすすめ?
以下のようなジョブチェンジは非常に相性がよく、おすすめです:
- プログラマー → プランナー
- デザイナー → プランナー
なぜおすすめなのか?
プランナーは仕様書や企画を担当する職種です。
デザインや技術の知識があると、説得力のある仕様が作れるため、非常に重宝されます。。
なぜプログラマー、デザイナーがプランナーになるのはいいのか?
これは、プログラマーのスキル、デザイナーのスキルがある程度、あればプランナーの仕事はこなせるということです。
プランナーは考えることや仕様書を書くことをメインにします。その中で、デザイナー、プログラマーの超一流のスキルがなくてもこなせるのです。
その仕様書の中にデザイン的なことやプログラム的なことも書き込むこともできるから、非常に一つの職種しかやってきてない人からみると無双をしている人材になりえます。
しかし、逆にプランナーからデザイナー、プログラマーになるためには、その会社の平均以上のスキルは必要になると思います。
そして、元から趣味の時間などで、プログラムの勉強や絵を描いているなど、それなりの知識が必要です。
ジョブチェンジにもリスクはある

ただ、自分の今の仕事が楽しく、やりがいを感じているならば、ジョブチェンジをする必要はありません。あくまでも現状を変えたいとか、自分にはどうしても合わないなど、そういうことであればチャレンジするのは良いと思います。
デメリットまとめ
- 給与が下がる可能性が高い
- 元の職種に戻るのが難しくなる
- 短期間の職種変更は、転職市場で中途半端な印象を与える場合も
ジョブチェンジはキャリアに大きな影響を与えるため、しっかりと準備と覚悟が必要です。
例えば、プログラマーからジョブチェンジをして、1年間プランナーをやっていましたということになると、転職をする場合、プランナーとしての目線で見られますので、再度プログラマーをやり直すという事に決めたとしても、給料が下がる可能性が高くなります。
実際に試すなら「お手伝い」から始めよう

いきなり職種変更するのが不安な場合は、他職種の「お手伝い」からスタートしてみましょう。
- その職種が自分に合っているか見極められる
- 現場の雰囲気や課題がわかる
- すでに“実務経験あり”として評価される可能性も
ゲーム業界では、手を挙げれば手伝わせてもらえる文化が多いので、思い切って声をかけてみましょう。
社内で動けないなら、転職も一つの選択
「社内ジョブチェンジをしたいけど人手不足で動けない…」
そんな時は、社外でのジョブチェンジ=転職も視野に入れてみてください。
登録だけでもしておけば、自分の市場価値やチャンスの広がりに気づくことができるはずです。


まとめ:社内ジョブチェンジは「挑戦」と「戦略」次第で無双になれる!
社内ジョブチェンジは、単なるキャリア変更ではありません。
これまでのスキルに新たな価値を加える、キャリアの掛け算です。
- 自分のスキルを活かした新たな領域に挑戦したい
- ゲーム業界で唯一無二の人材になりたい
- 現状の職務に限界や違和感を感じている
そう思うなら、ぜひ「社内ジョブチェンジ」を視野に入れてみてください。
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