ゲームプランナーの仕事の10種類(担当パート・分類)
今回は、ゲームプランナーって、まとめると一言で終わってしまうけど、実際には、どんな作業パートが存在するのかを話をしていこうと思います。
実はこんだけあります。
- シナリオ担当
- アルゴ担当
- アクション担当
- モデル担当
- ステージ担当
- BGM・SE担当
- UI担当
- イベント担当
- レベルデザイナー担当
- エフェクト担当
とまあ、自分で書いていくと以外に増える増える。
ゲーム会社に就職すると上記のどれかを担当してもらうことになると思います。会社の規模によっては、まとめて担当などあります。
小さいゲームなんて、一人で全部担当などもありますから。スマホなどの規模の小さいゲームなどはプランナー一人で全担当などあります。
基本仕事内容
ここに関しては、簡単に説明すると
- スケジュール管理
- 仕様書の作成&説明
- データの組み込み
- テストプレイ
といった感じです。
全体を分類すると
ゲームプランナーだけではゲームは作成できないので、プランナー以外の職種をあげるとこうなります。
- プロデューサー
- ディレクター
- プログラマー
- プランナー
- デザイナー
- サウンド
こちらも簡単にあげるとこんな感じです。
しかし、スタッフロールを見たことがある方はわかると思いますが、スタッフロールがこれで済んでいることはないです。
- テクニカルマネージャー
- レベルデザイナー
- 背景デザイナー
- アクションデザイナー
- 演出家
- シニアアドバイザー
- モーションデザイナー
- ライティングスタッフ
- テクニカルプログラマー
- などなど
とか、よくわからない役職を持った人がたくさんでてくると思います。
これは、職種がちょっと特殊でなおかつ少し立場が上の人に対して作られる場合が多いです。
作業内容、考え方が異なる
ゲームプランナーと区切られると同じような仕事と思われますが、その仕事は、関係するパートによって変化します。
プランナーが担当するパート
例えば、サウンドの仕様を作成するゲームプランナーもいれば、アクションの仕様を作成するゲームプランナー、NPCの動きの仕様を作成するゲームプランナーと、実は、ゲームプランナーは、大きい会社になるほど、この区分けがされることになります。
会社によって、担当パートの増減がありますが、このくらいゲームプランナーが仕事をする分類があります。
次にその各項目の中身についての説明です。
1.シナリオ担当
シナリオを作成するパート
外注にシナリオを任せて、それをチェック、データの設定などを行ったりする場合もあります。ゲームの見える進行の流れを作成するパートだと思えばいいです。
狙い通り楽しんでくれていると嬉しくなるパート、しかし油断すると飛んでもないプレイをされて進行不能などを引き起こす可能性もあります。
例 この町へ向かってから~〇〇せよ~とか。
2.アルゴリズム担当
主にNPCの反応とか、敵の攻撃やリアクションなどを仕様化するパートです。結構プログラマーと密にやる部分です。
戦闘部分の駆け引きとかあるため、アクション担当兼用する場合もあります。
3.アクション担当
キャラクターが行うアクションを考えたり、その動きをどうやったら起こせるのかを仕様にするパートです。データ打ちをして形が見えると結構楽しいパート
4.キャラクターモデル担当
キャラクターの見た目を色々な資料から作成してイメージを作るパート
あくまでもイメージなので、描きこんだりするわけではない。基本このパートは、デザイナーかアクション担当の方が兼任する場合が多い。
作成データは、アクション担当が管理したりします。後半は仕事ないはずですが。最近だとDLCでキャラクターの追加や衣装追加などがあるため、序盤から終盤まで忙しい可能性が高いです。
5.ステージ担当
ステージの仕様を作成するパート。
ギミックなどを考えたり、シナリオ担当とルートの設定など決めたりします。シナリオ担当と兼任する場合もあります。
作成されたデータを組み込んで、実機上で表示してみると結構楽しくなってきます。
6.BGM・SE担当
BGM、SEを管理と発注する担当パート。
使う音を設定したり発注したりします。忙しさの波が激しい部分だと思います。
イベント担当と兼任する場合もあります。
7.UI担当
インターフェイスを考えるパートです。画面に表示される体力の位置やミニマップ、メニュー画面の位置を考えて仕様を起こすパートです。
プランナーは管理で、デザイナーが主導で動く場合もあります。
結構ここは、物言いがつく可能性が高いです。UIは、操作に直結するため、がらりと変える必要も多々あります。。
8.イベント担当
イベントを担当するパート。プリレンダリングムービーとかリアルタイムレンダリングのものとかの仕様というか管理をこなすパートですね。
スクリプトを組んで、アドベンチャーゲームの画面のような簡単なイベント中のモーションの設定などを行う場合もあります。
スクリプトを組んでのイベントがなければ、ほぼデザイナーがムービーとして一括りで管理する場合が多いです。
9.レベルデザイナー担当
幅広く動くのがレベルデザイナー。これはシナリオ担当と呼ばれる場合もあります。
ゲームプランナーの中でもある意味色々なところに手を出さなきゃいけないパートとなります。
そのゲームの一部分の遊びを仕様化して、設定し、バランス調整を行います。
ある意味、アクション・シナリオ・ステージ・アルゴが少しでもわかってないときつい仕事です。
10.エフェクト担当
エフェクトの管理、発注、設定など行います。ステージで使われるものやキャラクターが出す攻撃のエフェクトなど管理したり設定したりします。
エフェクト単独というよりか、どこかの担当が兼用しているものが多いと思います。
意外に多いと思うか、少ないと思うか
という感じにプランナーのお仕事は分類されます。
ゲームプランナーになりたい方、すでになっている方に伝えたいことが二つあります。
①ゲームプランナーといっても担当は、こんだけあります。
②自分がやりたくない担当になることもある
ゲームに必要なパートしかないですよ
ゲームを作るうえで、上記に出ているすべてのパートは不可欠な要素でもあります。
なので、ディレクター、プロデューサーを目指す人は、少しでもいいので、全体をかじっておくことが良いと思います。
全体が見えるとその分、上の立場になりやすいですし、自分が思い描いているゲームを作ることが可能になります。
また、専任でずっと同じパートをやる場合もありますが、それはそれで自分しかできない仕事にもなったりするので、非常に頼られる存在となりえます。
自分がどのように成長していきたいのかを把握し、チャンスとあらば色々と試してみるゲームプランナーであれば、成長のチャンスととらえて色々とチャレンジしてみてください。
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