3Dゲームと2Dゲーム、ゲームを製作をするので作りやすいのは?

ゲームプランナーの考え方

3Dゲームと2Dゲーム、ゲームを製作をするので作りやすいのは?

これに関しては、2Dゲームといえます。

なぜなら、考慮に入れなければならない要素が3Dより少ないため、プログラマー的にもプランナー的にも判定や仕様が作成しやすくなります。

プログラマーで簡単に言えば、X軸とY軸だけの計算ですむところが、X軸、Y軸、Z軸となるため、また、それぞれに対しての判定が増え、計算が複雑になります。

プランナーの場合は、仕様面が複雑になります。条件の記述が増えます。

2Dゲームの場合、上記の仕様や判定を簡素化する必要があるため、作りがシンプルになりやすいです。2Dゲームは制限を受けやすいゲームです。

3Dゲームの場合

自由度が高い3Dゲーム。今現在のゲーム主流となっていますが、作成者の技術力が試されるところでもあります。特にプログラム系が実装するのに手がかかる部分が多いです。

メリット

  • 3Dのため、基本的に自由にゲーム構成を組むことができる。
  • どのジャンルのものも作ることができる。
  • 3Dのため、カメラアングルの自由が利く(演出が凝れる)
  • 2D要素も入れたりすることができる
  • データの使いまわしがしやすい
  • 各パーツごとの作成にすればバリエーションを持たせやすい

デメリット

  • 3Dのため、作成にコストがかかる
  • プログラマーが3Dをある程度内容を理解できていないと難しい
  • 仕様の複雑化しやすい
  • バグが発生しやすい
  • データ修正に時間がかかる場合がある。
  • 実際に実機に出してみるのに時間がかかる場合がある
  • 3Dゲームはたくさんあるため、違いを出すのが大変

2Dゲームの場合

2Dゲーム、3Dゲームに比べて、自由度は低いがコアなファンがいる。また、プログラム知識が低くても、ゲームを作成しやすい

メリット

  • 量産しやすい。(バリエーションという意味ではない)
  • 他のデザイン会社に依頼をしやすい(値段も抑えられる)
  • 画像のため修正が楽に行える
  • 最近は、各関節を動かせるようなツールがある(2D系ツール)
  • 2D系は、固定客がつきやすい
  • アドベンチャー系のゲームであればすぐに作れる

デメリット

  • カメラアングルが固定
  • ジャンルによっては、ゲーム要素を深く考えなければならない
  • 2Dじゃなきゃできないゲームというのを考えるのが難しい
  • 2D画像なので、アイディアを組み込む際に自由が利きにくい
  • 似たようなゲームになりやすい

やりたいゲームが何なのかで、3Dか2Dかを決めよう。

会社に所属している場合は、基本的に会社にあるリソースを使って作業を行うので、ほぼ決まっている場合がありますが、個人で作るならば、自分の得意な方、やってみたい方で作成するといいと思います。

失敗もいい経験になりますので。

経験という意味では、どこでもいいのでゲーム会社に入りこめればそれはそれでいい経験になります。仕事でないと学びにくいものや、自分が避けてきたところを通らなければならないなどもありますので。

最近では、作りやすい環境が整ってきている

3Dゲーム、2Dゲームと違うを点を書きましたが、最近はこのゲームを作成しやすい環境ができてきました。

総合開発環境ツール

Unity

複数の機材に対応するゲームエンジンである。このアプリツールの中に、ゲームを作成するための環境が詰まったものとなっている。

  • 基本的に使われているのが、スマホゲームでの展開で使われているツールとなる。
  • 低スペックの機種に対しての制作に向いてる。
  • 個人向けは無料だが、法人はサブスクリプションをとっている。

個人で使うには、無料なので、気になる方は使ってみるのもいいでしょう。

Unreal Engine

こちらも総合開発環境ツールとしてEpic Gamesより開発されたゲームエンジンである。

  • この会社はゲーム制作を行っているため、その技術を使ったゲームエンジンとなっている。
  • コンシューマーゲームによく使われる。
  • 3D系の表現が広く、スペックによる制限の少ない機種に向いている
  • 個人では無料だが、法人では、このツールを使って稼いだ金額からのロイヤリティを支払う必要がある。3000米ドル以上から発生

個人で使うには、無料なので、気になる方は使ってみるのもいいでしょう。

作りやすい環境は整ってきている

総合開発環境は、覚える部分が多いが、プログラムを一から組むよりは早く、使いこなせれば、ゲーム制作の速度を上げることができる。また、最近ではこのツールたちの書籍やWEB上からの情報もあるため、とっつきやすいです。

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