ゲームのステージギミック、アイディアは枯渇しやすい

ゲームプランナーの考え方
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ゲームのステージギミック、アイディアは枯渇しやすい。

ステージのギミックアイディアについて今回は、記事にしています。

まず、なぜこんな記事にしているのかとというと、自分がゲームプランナーとして仕事をしている際に陥ったことがあるという問題でもあるので、記事にしています。

タイトルでもあるようになぜ枯渇しやすいのかというと、

現実世界のギミック自体にそこまで複雑なものがない&資料が全然ないからです。

私はゲームで使うギミックを考える際に、基本的にまず現実世界の戦争で使われていたものを考えます。

その後、『現状作成しているゲームの世界観にあった見た目に変更してみる。』という基本的な流れになります。(最近は似たようなゲームをプレイしたりギミックが多いゲームをプレイして漁るという手もありますが。)

ゲーム使う以上、ギミックを作成する場合に作業が発生し、人件費など発生します。なので、なかなかそれに見合う価値を出すのが難しいものが多かったりします。

特に特定の場所しか使わない1点物の場合は、なかなか面白くできるものが実は少なく、大抵はコストがかかった割には全然面白くないという感じに陥り、次回のゲームでは削減の対象になります。

どう考えたって、新規ギミックと新規プレイアブルキャラクター増やすならどっちがいい?と聞かれたらそれはプレイアブルキャラクターですからね。

そこで考えられる解決方法としては、なるべく同じギミックを使いまわしをする!という考えが生まれます。

アイディアを得るためには?

同じ仕組みのギミックは、外側を変えてしまえば、複製はできるので便利ですが、ステージのギミックとしては、一発目のインパクトが大事でそれ以降は、ただの邪魔ものでしかありません。

また、アイディアを考える際にゲームの時代背景などがきっちり決まっている場合に、仕掛けが同じものになりやすく、オリジナルティをがんばってひねり出そうとするが、なかなか効果の違うギミックを考えるのが難しくなります。

違うギミックを考えるためには、手っ取り早いのが、やはりほかのゲームから真似るのが早いです。例えば、トラップゲームといえば 刻命館(影牢)シリーズ にはお世話になりました。また、戦争ものの資料を読むのも結構ギミックの参考になりますし、あとは刻命館絡みになりますが、拷問の本なども参考になります。

と、あまりそんなの見たくないという人もいると思いますが、ギミックのアイディアとなるのは、ここら辺が、残念ながら一番かと思います。

下記は広告ですが、いい資料になります。




アイディアが決まったら量産をしておこう!

これは私の考え方なのですが、基本的にステージギミックなどは複数をその場所に配置して面白さを出すのが良いと思っております。

単体ギミックですと最初のところはいいですが、ギミック単体のいやらしさというのは、なかなか出すのが難しいところだと思います。

没ネタになるかもしれなくても作れるなら作ろう!

ですので、没ネタになるかもしれないものでも、ギミックは作成してもらって、それを色々組み合わせみるというのが面白いステージギミックになるのではないかなと思います。

2,3個のギミックでは組み合わせはたかがしれていますが、10個も作れば組み合わせは非常に多くなり、2個以上のギミックを組み合わせることもできるはずなので、ギミックだけで難易度を上げれる作りにもできます。

ただし、のちにこれ本当に作る意味あったの?とか言われるかもしれませんが、次回作などへ繋げられるようなものとポジティブに捉えて作成していかないと、ステージギミックは必要ないものとして、次回作などから無しになる可能性があります。(正直、私の関わったゲームで没は多かった…。)

特にゲーム作成において、ステージギミックのアイディアは枯渇しやすいものなので、アイディアの引き出しは、なるべくメモしたり、何かに溜めておいたほうがよいです。

ゲームプランナーにとって、いつでもアイディアを引き出しから出せるというのは非常に強みになります。

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