はじめに:忘れられない名作アクションゲーム
短く言おう。これは「今プレイしても面白い」ゲームだ。
1992年にカプコンからリリースされたアーケードゲーム『天地を喰らうⅡ』。
筆者(元ゲームプランナー)は、何度も遊び倒した。
その魅力を余すことなく紹介しよう。
『天地を喰らうⅡ』とは?

- リリース年:1992年
- ジャンル:ベルトスクロールアクション
- プレイ人数:最大3人同時プレイ
- 原作:本宮ひろし氏による漫画『天地を喰らう』
『三国志』の名場面――博望坡の戦い、長坂の戦い、赤壁の戦いをベースにした骨太なゲーム展開が魅力。
1作目よりもアクション性が格段に進化しているのがポイントだ。
各キャラクターの特徴とプレイ感

ゲーム内で使用できるキャラクターは以下の5人:
- 関羽
- 張飛
- 趙雲
- 黄忠
- 魏延
※なぜか馬超は未登場。
それぞれに特徴があり、得意な戦法や注意点がある。以下にまとめた。
●関羽:近接の王者
- 騎乗時:青龍偃月刀で高火力
- 徒歩時:拳での接近戦がメイン
- 無敵技やジャンプ投げは隙が大きく、タイミング命!
●張飛:パワーと投げ技の達人
- 徒歩時のスクリューパイルドライバーが強烈
- 投げ方向が前後しか対応していないため囲まれると苦戦
- 隠し技「噛みつき」はキャンセル不可、注意!
●趙雲:剣と拳のバランスタイプ
- 徒歩時は剣と拳を使い分け
- タックル移動とコンボ攻撃が強力
- 掴み攻撃は2回までが鉄則!3回目で敵が逃げる
●黄忠:中距離特化の老将
- 徒歩・騎乗ともに弓で戦う
- 飛距離が短く、近づかれると不利
- 上下入力での昇竜拳風攻撃もあるが扱いは難しい
●魏延:剣士タイプのクセモノ
- 騎乗・徒歩ともに剣を使用
- 通常攻撃のリーチが短く、立ち回りに工夫が必要
- 必殺技とタックルは扱いやすいが、基本性能はやや厳しめ
ゲーム性の深掘り

部位破壊&残虐表現
- 体が真っ二つ、首が飛ぶなど激しい演出あり
- 移植版によっては規制(血がオレンジに)
騎乗とアーマー状態
- 馬に乗るとアーマー化、しかし大ダメージを受けやすい
- 馬は無操作or被弾で画面外へ退場
- 騎乗中の戦い方がスコア稼ぎに最適
操作性
- ボタン2つ(攻撃/ジャンプ)+ レバー
- コマンド入力による必殺技あり
- 同時押しで体力消費の無敵技が可能
豊富な移植と隠し要素
- 合計12回の移植(ベルトアクションコレクションなど含む)
- 隠しアイテムあり:中でも「草薙の剣」は最強武器だが、ボス戦まで持ち込めない
- ダメージで武器を落とすので要注意!
マルチプレイと友情の思い出

- 最大3人プレイ対応(機種による)
- 同キャラ使用不可
- 協力と競争が入り混じるボーナスステージあり(例:早食い対決)
元プランナーが語る「呂布地獄」

学生時代、筆者はいつもラスボスでやられていた。
そう、“金髪の呂布”である。
仲間が勝利し、自分だけが敗れる「呪いのループ」は卒業まで続いた。
- 攻撃範囲が広く、威力が高すぎる
- なぜか自分だけ集中攻撃される
そんなトラウマを持つほど、熱くなれたゲームだった。
まとめ:今プレイしても楽しい古き良きアクション
『天地を喰らうⅡ』は、
ただの懐かしゲームではない。
- アクション性の高さ
- キャラクターごとの個性
- 仲間との連携の楽しさ
今遊んでもしっかり面白い。
だからこそ、移植され続けているのだ。
🎮今すぐチェックしよう!
気になった方は、ぜひ移植版やプレイ動画をチェックしてみてください。
きっと、熱くなれるはずです。
●カプコン ベルトアクション コレクション Best Price -Switc
(Visited 3 times, 3 visits today)
コメント