ゲームのエフェクトは2D表現、3D表現どちらがいいのか?

ゲームプランナーの考え方

ゲームのエフェクトは2D表現、3D表現どちらがいいのか?

エフェクトには、『2D』のエフェクトと『3D』のエフェクトが存在します。

この2Dのエフェクト、3Dのエフェクトには、どちらにも良さがあるため、使いどころを見極める必要があります。

基本的には

粒子の動きを生かし性能を生かしたものを作成したいとするならば、3D表現のエフェクトとなります。処理コストが、あまりかけれないという感じであれば2D表現のエフェクトとなります。

2Dエフェクトとは

2D表現のエフェクトは、簡単に言えば、板で表現されていると思ってください。

2D表現も粒子の集まりという表現もできますが、基本的には簡略化されたものとなっています。

2Dエフェクトは、3D上に存在はできますが、イメージとしては、そのエフェクトが一枚の紙ぺらの中で動画再生されているというイメージです。

  • 奥行きが出しにくい
  • エフェクトをぐるりと回してみたとしても、エフェクトの見た目は変わらない
  • 処理コストが低い

3Dエフェクトとは

3Dと2Dのエフェクトで見た目の差がわかりやすいのが、2Dの場合、奥行きが出しにくいということがあります。

3D表現のエフェクトは、これも3Dモデルと同じですが、粘土でできているような立体物と考えてもらえばいいです。粒子が形をなしてエフェクトを表現するというのが3D表現の方になります。

  • 奥行き表現が出来る。
  • 3Dなので、エフェクトの周りをぐるりと回るとエフェクトの形が変化する
  • 処理コストが高い

2Dエフェクトの良さ

2Dエフェクトは、処理コストが低いという点があります。3Dにも言えますが、作り方に非常に処理の重さが左右され切り詰めて、アイディア次第では、処理の軽い見た目がいいものになります。

基本的に粒子の塊を使い表現を行います。粒子の塊とは、例えば、蛍光灯のような光の形や円の輪郭だけにしたものを使って、これを拡縮させて表現を行います。

3Dエフェクトの良さ

3Dエフェクトは、処理コストが高いですが、その分自由な作成ができます。一粒の光を使いえ自由自在に空間の中を動かしてエフェクトを作成するイメージです。 ただしその自由度の高い点、扱いにくく、思った表現が何となくできた産物という可能があります。

3Dエフェクトでも、2Dと同じような表現をいれることもできます。ですが、奥行きが加わるため、2Dよりも立体感を得ることができます。

エフェクトの表現をどうしたいのかで、3Dか2Dかを決めることができます。

やりたい内容などを精査し、ゲーム作成はいろいろなパートにまたがるため、相談しながら決めていくことが重要となります。

エフェクトの注意点

エフェクトは半透明の塊だと思ってください。

これはどういうことかというと、昨今のゲーム機の性能は上がりましたが、半透明を重なり続けるとそれはもう酷い重さになります。

ある意味負荷テストレベルになるので、エフェクトがたくさん出したいところがある場合は、出すエフェクトを軽量化してもらったりして、なるべく派手さを失わないように調整していきましょう。

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