外部データ、内部データとは?違いと分け方。何でもかんでも外部データには出来ないよ?

ゲームプランナーの考え方
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外部データ、内部データとは?違いと分け方。何でもかんでも外部データには出来ないよ?

外部データと内部データ、これは、会社の外部と内部という意味ではなく、ゲーム内で調整が多い物とそうではないものをわける際に使われます。

  • 調整が多いデータは、外部データ
  • 調整が少ないデータは、内部データ

となります。

調整が必要なデータとは?

調整が必要なデータとは、よく修正を行うデータのことで、イメージしやすいのが、ゲームバランスを取るために必要なパラメータ系となります。

例えば、攻撃力、防御力、体力などです。

これを調整がしやすいデータにしておくことによって、調整を繰り返しやすくなります。

外部データに持ってくる意味とは?

調整が多く必要なデータは、外部データに持たせることが重要となります。

外部データにしておけば、そのデータを修正し、コンバートすることによって反映を行うことができるため、わざわざ組み込んでいたプログラマーの作業のお願いをする必要がなくなります。

内部データに持ってくる意味とは?

これは、基本的には、余りいじらないデータ類を内部に持たせます。要はプログラムのソース内に値を入れてそれを元に処理をします。

そのため、修正が起きる場合プログラマーにそのプログラムの値を書き換えてもらい、ビルドをしてもらう必要があります。

内部データに持ってくる例としては、そのゲームによってことなりますが、主に難易度によるステータスの倍率や、敵の出現数など、最終的な補正として使うようなものに関しては、内部データで持つことが多いです。

全部調整したいから、すべてのデータを外部データにすることは可能?

可能か、不可能かでいうと『可能』です。

ただ、外部に出せば出すほど、その設定された値の項目への道が遠くなるため、読み込みが多くなります。

また、データをすべて出してしますと、ゲームによってはその外部データだけで膨大な量になり、作成者本人でさえ、把握がしにくく、他の人に触らせることができないデータになる可能性が高いです。

自分が必要だと思うデータだけを外部にした方が良い

外部データに出ていることで、プログラマーの手を借りなく手も良いという点もありますが、まず、外部データに出すために作業が必要になります。

そのため、なるべく絞った数だけ、外部データにしないとプログラマーの作業が膨大になります。

単純に外部データにした方がプログラマーに修正頼まなくて楽だから、というだけでは、決めないようにしましょう。

別のところで工数かかります。

外部データというのはどういうのもの?

外部データにするのは最低、テキストファイルとかそういうものでもいいのですが、出来ればエクセルとかで管理、調整できるものがよいでしょう。

これは、エクセルの場合、説明書きや色を変更しておいたりと、単純なテキストファイルより、外部データを確認する際に視認しやすさがあります。

また、マクロ、関数なども使えるため、文字情報だけでなく数字化して、その数字を読み込ませて判断させるということもできます。

※あくまで個人意見のため、別ツールで使いやすい物があればそちらでも、全然良いともいます。

大手のゲーム会社では、当たり前の外部データと内部データ

個人製作となれば、話は別ですが、規模が大きい会社であれば、外部データ、内部データにわけることは、当たり前のようにおこわられるので、自分が何をよく調整したいのか、どこが変更度の低い、項目なのかは、確認しておきましょう。

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