ゲームのサイコロ、遊び方(マルコポーロ2)

ゲームプランナーの考え方
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ゲームのサイコロ、遊び方『マルコ・ポーロ2』

Twitterで、ツイートしましたが『マルコ・ポーロ2』というボードゲームのサイコロの使い方がとてもよかったので、その紹介をしたいと思います。

サイコロの使い方

基本となる6面体のサイコロでお話をします。サイコロを使う遊びで基本的な考え方としては、サイコロの出目が高い方が有利となります。

ピッタリで目的地に着かなければならないなどそういうものがあったとしても、基本的には大きい目を出した方が有利となります。

『マルコ・ポーロ2』では

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このサイコロの使い方が、通常とは異なる使い方があります。

マルコポーロ2では、自分の手番にサイコロを使用してどの行動をとるか決めることができます。

使い方① 特定の数字以上でなければ、その行動をとることができない。

これは、サイコロがどんな目でもいいというわけではなく、特定の目以上でなければその行動ができないという制限をかけて、選択の不自由度を上げています。

この使い方によって、サイコロの出目に意味が出てきます。

使い方② 数字が高いほど、支払額が大きくなる

この使い方が、非常に感動しました。

ただ、他のプレイヤーとその行動が被る場合、後手のプレイヤーはそのサイコロの目の分だけ、マイナス要素を受けます。

サイコロを使うゲームは、基本的に運の要素が高く、低い目が出てしまうと、活用要素がほぼないことが多いのですが、この『マルコ・ポーロ2』では、そのサイコロの『1』や『2』などの低い数字であっても活用法があるということが素晴らしいゲームだなと思いました。

サイコロの効果の平均化

なかなかない発想です。

このようなサイコロの効果を平均化ができれば、使えない数字や効果などが生まれにくいものとなります。

ただ、ゲームに組み込むにあたって、この『マルコ・ポーロ2』のような使い方は非常に好まれますが、一歩間違えるとすべてが平たんになり、どれを出しても同じということになりすぎてしまうので、そこのバランス、見極めも必要となります。

ボードゲームは、よく考えられている

ボードゲームのルールは、単純なものもあり、深いものもあります。

最近のコンシューマーゲーム、スマホゲームのような同じようなゲームがでるものであると、それはそれで面白いのですが、いささか新鮮味が薄れているような気がします。

ボードゲームを少し触れてみると色々吸収できます。

ゲーム開発者の方はボードゲームを少しやってみてみると、非常に自分の価値観の変化を及ぼせると思いますので、試してみるとよいと思います。

私自身このような感じで、新しい刺激を受けてはいますので。

ボードゲームは、歴史も古く数も膨大にありますので、どれを選べばいいかわからないということがあると思いますが、そこは、長年売れているボードゲームなどもあったりしますので、そこを購入してみるとか、すでにボードゲームを触れているプレイヤーが最近は増えているので、近くにもいるかもしれません。

その方に聞いてみて、ゲームをやってみるというものいいと思います。

『マルコ・ポーロ2』は特殊ルールを味わうならいいゲーム

『マルコ・ポーロ2』を今回紹介させていただきましたが、ちょっと特殊なルールを味わいたいという方には、よいゲームだと思います。

ゲーム的にも面白いので、ぜひ遊んでみて欲しいです。

現在、発売してないので、かなりプレミア価格になってしまっていますが、遊ぶことがあれば、遊んでみてください。


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