ゲームにおけるギミックとは、プレイヤーの行動や攻略方法に変化を与える「仕掛け」のことです。
例えば、
- 踏むと崩れる床
- 一定時間で動く足場
- スイッチを押すと開く扉
- ボス戦で変化するステージ
- 炎や落石などのトラップ
などがギミックにあたります。
ゲームシステムがゲーム全体を支える基本的なルールだとすると、ギミックはステージや場面ごとにプレイヤーへ新しい行動を求める仕掛けと考えると分かりやすいでしょう。
私はゲームプランナーとしてゲーム制作に携わってきましたが、ギミックを考えるときに重要なのは、単に変わった仕掛けを置くことではなく、その仕掛けによってプレイヤーに何をさせたいのかを考えることだと思っています。
この記事では、ゲームにおけるギミックの意味、具体例、面白いギミックを作る考え方、アイデアの出し方を紹介します。
ゲームで使われるギミックの具体例
ゲームでは、さまざまなギミックが使われています。
| ギミック | プレイヤーに起きる変化 |
|---|---|
| 崩れる床 | その場に留まれなくなる |
| 動く足場 | 移動するタイミングを考える必要がある |
| 落石 | 周囲を確認しながら進む必要がある |
| スイッチと扉 | 探索する目的が生まれる |
| 炎などの周期トラップ | タイミングを見て進む必要がある |
| ボス戦で地形が変化 | 戦い方を途中で変える必要がある |
ゲームのギミックを考えるときのポイント
ゲームのギミックを考えるときは、次の3つのポイントが重要です。
① プレイヤーの行動を変える仕掛け
良いギミックは、プレイヤーの行動を変えます。
例えば
- 床が崩れる → 急いで移動する
- 落石が来る → タイミングを考える
- スイッチを押す → 道が開く
このように プレイヤーの行動を変化させる仕掛けがギミックです。
② 学習 → 応用の流れを作る
多くのゲームでは
チュートリアル
↓
応用
↓
複雑なギミック
という流れがあります。
プレイヤーが理解してから難しくすることで
ストレスではなく楽しさになります。
③ シンプルな仕組みから作る
複雑なギミックを最初から作る必要はありません。
例えば
- 落石
- 槍トラップ
- 動く床
などの シンプルな仕掛けを組み合わせるだけで、面白いギミックになります。
シンプルなギミックでも、組み合わせ方や出すタイミングによって遊びは大きく変わります。
例えば「動く床」だけなら単純ですが、そこに落石や時間制限を加えることで、プレイヤーは「移動」「回避」「時間」を同時に考える必要が生まれます。
ただし、仕掛けを増やしすぎると何をすればいいのか分かりにくくなります。複雑にすれば面白くなるわけではなく、プレイヤーにどんな判断をさせたいかを決めてから必要な要素を組み合わせることが重要です。
ギミックのアイデアを生み出す方法
ここからは、ギミックのアイデアを作る方法を紹介します。
① ギミックが多いゲームをプレイする

まず一番分かりやすい方法です。
ギミックの多いゲームをプレイして研究すること。
ゲームをプレイすると
- ギミックの発動タイミング
- プレイヤーの行動変化
- 難易度の調整
などが分かります。
ただし、そのままコピーするとゲームの方向性が崩れることもあるため、
参考程度にすることが重要です。
② ボス戦からギミックを考える

ボス戦は ギミックの宝庫です。
例えば
- ボスの体力が減ると攻撃が変わる
- フィールドが崩れる
- 新しい敵が出現する
などです。
多くのゲームでは
序盤:単純な攻撃
↓
中盤:ギミック追加
↓
終盤:複雑な攻撃
という構造になっています。
③ シンプルなギミックを作る

複雑な仕掛けを作る前に
シンプルなギミックを考えることが重要です。
例えば
- 落石
- 回転ノコギリ
- 落とし穴
- 炎トラップ
などです。
これらを組み合わせることで
複雑なギミックを作ることができます。
④ 兵器や拷問器具の資料を読む

戦争の本や罠の資料は
ギミックのアイデアの宝庫です。
理由は
- 見た目
- 効果
- 仕組み
が分かりやすいからです。
プレイヤーへの「嫌がらせ」を考えるときには
かなり参考になります。
⑤ 子供のころの遊びを思い出す

子供のころに遊んだ遊びは、
子供のころの遊びは
ゲームシステムのヒントになることがあります。
例えば
- 鬼ごっこ
- ボール当て
- かくれんぼ
などです。
遊びのルールをゲームに応用することで
新しいギミックになることがあります。
⑥ 自分が嫌だと思う罠を考える

ゲームをプレイしていて
「このギミック嫌だな…」
と思った経験はありませんか?
実はそれが
良いギミックのヒントになります。
例えば
- 突然落ちる床
- 見えないトラップ
- 強制的に戻される仕掛け
などです。
プレイヤー心理を理解できます。
⑦ 子供のころのいたずらを思い出す

子供のころのいたずらも
ギミックのヒントになります。
例えば
靴を隠す
↓
鍵を隠すギミック
このように
いたずら → ゲームギミック
に変換することができます。
⑧ ボツになったゲーム仕様を思い出す

ゲーム制作では
ボツになったアイデアがたくさんあります。
そのアイデアは
- 別のゲーム
- 別のステージ
で使える可能性があります。
アイデアは 残しておくことが重要です。
⑨ 他人の意見からアイデアを広げる

一人で考えると
アイデアは行き詰まりやすいです。
その場合は
- チームメンバー
- 友人
- プレイヤー
からアイデアをもらうのも有効です。
⑩ ギミックを組み合わせる

ギミックは
組み合わせると面白くなります。
例えば
回転ノコギリ
+
動く床
+
時間制限
これだけで
難しいステージになります。
⑪ コント番組を見る

意外ですが
コント番組はギミックの宝庫です。
例えば
- たらいが落ちる
- 床が抜ける
- 壁が壊れる
などです。
こうした演出は
ゲームのギミックにも応用できます。
よくある質問(FAQ)
Q. ゲームのギミックとは何ですか?
ゲームのギミックとは、
プレイヤーに新しい体験や驚きを与えるゲーム内の仕掛けのことです。
Q. ギミックとゲームシステムの違いは?
ギミックはゲーム内の「仕掛け」や「特徴的な要素」を指します。
一方、ゲームシステムはゲームの基本ルールや仕組みのことです。
例えば、ジャンプはゲームシステムですが、
ジャンプでしか進めない床などはギミックになります。
Q. 面白いゲームギミックとは?
面白いギミックとは、見た目が派手なだけではなく、プレイヤーに新しい判断や行動を求める仕掛けです。
同じ操作でも状況によって使い方が変わったり、覚えた仕組みを別の場面で応用できたりすると、遊びに変化が生まれます。
Q. アクションゲームではどんなギミックが使われる?
動く床、崩れる床、落石、回転する障害物、炎、スイッチ、時間制限などがあります。
アクションゲームでは、プレイヤーの移動や攻撃と組み合わせて使われるギミックが多くあります。
まとめ
ゲームのギミックは
プレイヤーに新しい体験を与える重要な要素です。
シンプルな仕組みでも
プレイヤーの行動を変える仕掛けがあるだけで
ゲームの面白さは大きく変わります。
ゲーム制作では
「プレイヤーにどんな驚きを与えるか」
を意識してギミックを設計することが重要です。
シンプルな仕組みでも、組み合わせることで面白いゲームデザインを作ることができます。
ゲーム制作をする際は
・プレイヤーが驚く仕掛け
・プレイヤーが考える仕掛け
を意識してギミックを設計すると良いでしょう。
ゲームのギミックについてのまとめ記事URL!
一部の記事に集中している感じがあるので、リンク集を作成しました。
全体的に見ていただきたいものなので、お役に立てると幸いです。




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