「ろくむし」ゲームのルールと1UPご褒美がモチベーションを高める理由

遊びからゲームを考える
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「ろくむし」ゲームのルールと1UPご褒美がモチベーションを高める理由

昔の遊び「ろくむし」

昨日、じゃんけんについて書いていたら、ふと「ろくむし」という遊びを思い出しました。

この遊びは、離れた2か所のセーフティエリアを使い、鬼役の二人がボールをキャッチボールするシンプルなルールから成り立っています。

自分が子供の頃に遊んだ「ろくむし」と比較してみると、基本のルールは同じですが、細かい点で異なる部分がありました。

『ろくむし』の基本ルール

  1. 鬼Aと鬼Bがボールを投げ合う。
  2. ボールが一往復するとカウントが1上がる。
  3. カウントが10になるとセーフティエリアが無効になる。
  4. カウント10以内に鬼のボールを横取りできると、ボールをどこかに投げることができる。
  5. 鬼役でない人は、セーフティエリアを6往復「ろくむし」すると1UP(ご褒美)を獲得する。

ローカルルールの魅力

現代では、インターネットで正式なルールを簡単に調べることができますが、子供の頃はそうはいきませんでした。

ルールは口伝えで伝わり、ローカルルールが自由に作られていたのです。1UPの自己申告制もその一例で、上手な子やズルをする子はなかなか鬼と交代しませんでした。

鬼の交代は、鬼がボールを鬼でない人に当てることで行われました。

ローカルルールの進化とゲーム作り

ローカルルールは、遊びに飽きたときの工夫から生まれるものです。

ローカルルールを一度外し、シンプルなルールに戻してから再度ルールを追加することで、新しいゲームの形が見えてくることがあります。

これは、ゲームの遊び方を考える上で非常に重要なアプローチです。複雑になりすぎず、簡単になりすぎず、新たな視点でルールを見直すことが可能です。

シンプルさから新しいアイデアへ

新しいゲームのアイデアを思いつく際も、まずはルールを最小限にしてみましょう。

その上で、新しい要素を追加していくと、意外な発見があるかもしれません。

昔遊んだ「ろくむし」も、シンプルなルールに戻してから考えることで、より楽しく、工夫に満ちたゲームとして再生できるのです。

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